はじめに
私はトランスジェンダー女性です。LGBTQの方たちがアイデンティティを打ち明けた時、様々な反応を受けることがあります。中には理解を示してくれる人もいましたが、多くは誤解や無理解から来る言葉でした。本記事では、私が経験したことと、知人たちに聞いた「周りの人たちの反応」についてお話しします。
打ち明けた時に言われたこと
勘違いや思い込みだと言われる
「なにかの勘違いでしょう?」「それは思い込みだよ。」このような言葉は、私がトランスジェンダーであることを告白した時にも言われたことがあります。これらの言葉は、相手が性的マイノリティーの感覚を理解できず、「そんなことがあり得るはずがない」と感じているからだと思います。
憧れや趣味と捉えられる
また、「異性に対する憧れかな」「そういう格好をしてみたいという気持ちはわかるよ」と言われることもあります。SNSでも散見される意見です。これらの反応は、私たちの性自認が単なる憧れや趣味だと誤解されていることを示しています。
思春期の私が感じたこと
異性に興味が湧かない
思春期に、異性に対して興味が湧かなかったり、体が全く反応しなかったりすることに気づいた時、その驚きと混乱は大きかったです。「なぜ自分は異性に反応しないのだろう?」「自分はおかしいのだろうか?」と自問自答する日々が続きました。
本心を隠す苦しさ
「こんなこと絶対に言えない」と感じ、十代の頃から心を隠して生活することが始まりました。周りの話に合わせて、自分の本心を隠して過ごすことはとても辛く、青春の多くを犠牲にすることになりました。この例からもわかるように決して憧れから始まるものではありません。
性的マイノリティーとして生きることの影響
心を閉ざすことでの影響
本当の自分を隠して生き続けることは、勉強や仕事においてハイパフォーマンスを発揮できなくなる原因となります。心の中で誰にも言えずに我慢し続けることは、私にとって非常に大きなストレスでした。
勘違いや思い込みではない
性的マイノリティーとして生きることは、単なる勘違いや思い込みではありません。私たちトランスジェンダーの人々にとって、性自認は非常に現実的であり、他人には理解しがたい部分があるかもしれませんが、それでもその現実を受け入れて理解してもらうことが重要だと思います。
まとめ
トランスジェンダーとして生きることは、多くの誤解や無理解に直面することが多いです。しかし、私たちが必要としているのは理解です。誤解を解き、性的マイノリティーとしての現実を受け入れてもらうことで、すべての人が自分らしく生きる社会を目指せるようこのウェブサイトを始めました。

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